2025/06/29 23:08

登り坂を歩いているときに、徒歩は鉛筆画を描くのに似ていると思った。
ただただてくてくと歩を進めていくことと一筆一筆ただただ重ねていく作業が似ている。
ぎゅーんと一足飛びに行かないところ。
夕方の夏の光を受けながら木々が揺れている様を見て歩いた。
そのとき確かに生の喜びを享受していると思った。